サバゲー人気は時代の反映か
昨今のサバゲー業界における盛況ぶりを見ていますと、時代を反映しているのかなーと思う事がいくつかあります。
1つは、女性の参入。
男女平等が社会に浸透する中、女性の意欲的な参加というよりは、女性の市場をいかに取り込むか、というのが現代のマーケティングの基本にあるというのが、女性サバゲーマーが増えた原因だと思いますが、よくよく考えると、本物の軍隊でも女性兵士が増えていることを考えると、女性の伝統的に男性分野と呼ばれた世界への進出は世界的な流れかもしれません。
2つめに、きな臭い世の中への反応かな、と。
クラブマガのような護身術クラスも盛況ですし、何か、世界的な好戦的ムードへの反射的な反応を示しているように思われます。ま、平和ボケと言われる日本ならではの反応が、サバゲーかもしれませんが。むしろ、サバゲーをスポーツ化して、サッカーのように代理戦争のツールとして使うぐらいになれば、平和を愛する日本人の真骨頂かもしれませんが。
いずれにしても、きな臭い世の中への自然な反応として、或は、防衛本能が働いて、ミリタリーっぽいものへの関心が高まっているのかな、という気がします。
3つ目は、やはり自然を味わいたいというムードがあるのかな、と。
これは、もう完全にこじつけですがw、ゴルフ場って、行くとすごく気持ちいいんですが、ゴルフ場開発っていうと、何か森林破壊のようなネガティブな印象を受けます。農薬をたくさん散布したり。一方で、サバゲーは、山のもともとの地形が活かされ、ブッシュも生え放題でOK。おまけに地べたに這いつくばり、木に寄り添い隠れて戦うわけですから、自然との一体化が味わえます。
エコとか、持続可能な社会とか、スローライフとか言ってる時代に、サバゲーって、一見違和感がありますが、一度森林の中に足を踏み入れると、何か人間が忘れていた大事なものを気づかされるんじゃないでしょうか。
以上、駄弁を弄してますが、まだまだ、サバゲー業界は、伸びしろがある気がします。
ただ、この暑さ..。
季節要因で、サバゲー熱が高まったユーザーが、時を置いて冷めてしまうのは、残念です。スケート・スプリンの選手が夏はローラーブレード履いてトレーニングするように、夏でも楽しめるサバゲーの形、ないですかね。
水鉄砲!? それは、....。
ありかも。